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2011/9/26 発表 中型二輪車専用700ccエンジンを開発。ミラノショーに出展。
     
 Hondaは、低・中速域で力強いトルク特性と低燃費で優れた環境性能を両立させた二輪車用の新型エンジンを開発。また、新型エンジンに組み合わせる、第2世代のデュアル・クラッチトランスミッションを開発。

新開発700ccエンジン
 新型エンジンは欧州地域で広く支持されるミドルクラス(排気量500cc〜750cc程度)に適合する水冷・4ストローク・直列2気筒700ccとした。このエンジンは車体レイアウトの自由度にも貢献し、利便性の高いスペースを作り出せる軽量でコンパクトな設計で、エンジンレイアウトは直列2気筒700ccで、シリンダー前傾角62度となっている。
 
  6速トランスミッションの700ccエンジン
 燃焼効率の高効率化と低フリクション化。低・中回転域で力強い走りを達成し、さらに確実な燃焼による低燃費化を目指し、ボア×スロトークを73mm×80mmに設定。理想的な燃焼室形状や最適なバルブタイミングによって、安定した燃焼を実現。
 ピストンに樹脂コーティングを施すとともに、摩擦を低減するローラー式ロッカーアームに二輪車初の軽量アルミ素材を採用するなど、低フリクション技術を多岐にわたり採用。
 燃費性能はミドルクラス最高の27km/L以上、同クラスのスポーツモデルと比較して40%以上向上。
     
 270°位相クランク、不等間隔爆発
 常用域ではトルクフルで扱いやすく、スポーティーな走行では心地よい鼓動感を体感できるエンジン特性を実現するために、270°位相クランクによる不等間隔爆発のエンジンを開発。
☆Hondaはこのエンジンシステムを1985年にパテント申請している。
 
     
270°位相クランク (ツイストクランク製法後)   1軸1次バランサー イメージ
     
ヘッド内分岐吸気ポート (カットモデル)ヘッド内分岐吸気ポート (カットモデル) シリンダー内分岐吸気ポートとバルブタイミング
吸気経路は2気筒を同一経路とし、吸入行程を干渉させ、綿密に計算された燃焼タイミングの変化を実現させるヘッド内分岐吸気ポーとレイアウトを採用。1本のカムシャフトで直列2気筒相互のバルブタイミングを変えるため、2種類のバルブタイミングのカムを設定してる。 これによって、微妙な燃焼変化を発生させ、小気味よいパルス感のあるエンジンとなっている。
2g_dual clutch 第2世代デュアル・クラッチ・トランスミッション
油圧回路のシンプル化、更なる軽量・コンパクト化を図った。また、選択した各モードに学習機能を付加し、市街地や峠道などの様々な走行環境を判断し、最適な変速制御を自動的に行っています。伝達効率の向上によって、マニュアルミッション仕様と同等の燃費性能を実現しています。
hondaではこの二輪車用新型エンジンを、市街地走行やツーリングなどの常用域で鼓動感にあふれる力強いトルクを発揮させるとともに、ミドルクラスにおいて圧倒的な低燃費性能を有するニューコンセプトのモータサイクルを実現することを目指している。
☆常用域ではトルクフルで扱いやすく、スポーティな走行では心地よい鼓動感を体感できる。
☆次世代の新ミドルクラスエンジンにふさわしい低燃費で優れた環境性能。
☆車体レイアウトの自由度に貢献し利便性の高いスペースを作り出せる軽量でコンパクトな設計。
☆また、このエンジンのトランスミッションは第2世代のデュアル・クラッチ・トランスミッションと6速マニュアルミッションの2タイプを設定できる設計。
メーカーURL
http://www.honda.co.jp/motor/


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